福田(磐田市)の織物屋さんを訪ねました。
昔に比べて服の値段は格段に安くなってので、服なんて簡単に出来ていると思いがちです。
今日、織物屋さんに用事があって訪ね、帰りがけ工場を見せていただきました。服地を織る織機には縦糸が何百、何千も掛けられ、その糸は人が手作業で色別に、一本一本掛けていくんです。だから、織り始めるまでの準備作業が大変ということなんです。
ほんの概要を聞いただけなのですが、実際にはいろいろな長時間の手作業を経ているのですね。
仕事は変わらないのに外国との競争で値段がどんどん下がり、さぞ経営も大変だろうと想像できます。
何か新たな生きる道がないかとここの若主人も一生懸命です。
今年から、仲間と共同で東京のギフトショウに出られたとか。
大手に生地を納めるだけから、自分たちで最終製品を作り出そうと模索されています。
彼も頑張ってますよ。人ごとでなく我々も頑張らなくちゃ!