日本人の心の故郷・熊野への旅 その1

日本人の心の故郷・熊野への旅 その1
世界遺産になってから急にスポットを浴び、若い人たちにも熊野古道が話題になっているこの頃です。
一方で日本人にとって心の故郷とも言える場所、熊野。

思い切って出かけた熊野、沢山、沢山の感動がありました。

日ごろ、熊野って遠い遠いと思っていました。「行けそうだから、行こう」との申し出にも「本当?」
出発できたことにまず、第一の感動。

夕食が終わってから、夜8時に掛川を出発。高速を乗り継いで午前1時、紀伊長島・道の駅に到着、車中泊。
翌朝早く出発して、熊野の青い海を眺めながら走る。
10時半にようやく熊野那智山に到着。

学生時代に両親、家族と訪れた那智山ですが、そのころの記憶はあいまい。
若いときことだから、お寺、神社には興味がなかったから、何にも覚えていない。

那智の滝、那智熊野神社、青岸渡寺、熊野古道次から次と感動の連続です。

車で行けば簡単にいけてしまう現代ですが、徒歩で行った時代、都からは山また山の地の果てと感じられるこの場所。
巨大な滝とうっそうたる森に神の住む場所と思われたのも当然と思われるのです。

青岸渡寺は西国三十三箇所1番札所です。御朱印をもらって、感動。
この後の2番、3番札所へとの旅をかなえたいと思ったのです。

その後は40kmはなれた熊野本宮大社へ。熊野大社の本宮として威厳のある古い建物にまたまた感動。

そして帰り道に最後の大感動が待っていたのです。

(その2へ続く)


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